ヅカオタの備忘録⑨~ふたり観劇~

2019年1月21日(月)星組公演『霧深きエルベのほとり/ESTRELLAS(エストレージャス)~星たち~』

 

楽しかった…

友人との宝塚観劇はこの一言に尽きますね。 

今回はそんな楽しかった思い出の数々を思う存分に綴りました。

 

 

10:00 阪急宝塚駅を降り、ブロンズ像をバックに記念撮影

10:05 花のみちの入り口で記念撮影

10:10 大きな公演ポスターの前で記念撮影

10:20 宝塚文化創造館のすみれミュージアムにて記念撮影

 

ご覧ください。綺麗に分刻みで記念撮影しています。

友人とのお出掛け自体久しぶりだったので喜びのあまりパシャパシャ撮りあいっこしてました。不思議と一人で来た時よりも「私は今宝塚にいる!」と強く実感できました。この時は常にハイテンションで、見返した写真の自分はどれも皆にやけた表情ばかりです。

そして歌劇の殿堂では、普段一人では勇気が出なかった小道具を持っての記念撮影に挑戦。今まで他のお客さん達が撮っている光景を内心羨ましく眺めていましたが、ついに自分が撮影される日がやってきました!

「わぁ…意外と軽いんですね~」

などど呟きながら挙動不審ぎみにシャンシャンを持ち、撮影ポイントに立つ。その瞬間、自然と背筋を伸ばしスタンスを広くポーズをとる自分がいました。シャンシャンにはヅカオタの潜在意識を目覚めさせる力があるのでしょうか。無意識に覚醒した自分にただただ驚きました。

なんの恥じらいもなくポーズをとった時、撮影スタッフの方はどんな思いを抱いただろうか。ドン引きか、あるいは突然覚醒するヅカオタには慣れっこなんだろうか。とにもかくにも、楽しい時間でした。

劇団の公式ホームページでも紹介されているフォトスポットの一つが、劇場内改札を抜けると正面に広がるT階段です。大きくて真っ赤な階段と二階のシャンデリアを一緒に撮影することで劇場内の華やかな雰囲気がよく伝わります。ここでは劇場スタッフの方が声をかけてくださり、記念撮影。宝塚歌劇のホスピタリティの高さがうかがえます。

 

さて今回観劇する星組公演のお芝居は『霧深きエルベのほとり』。ドイツのハンブルクを舞台に、水夫と令嬢の悲恋を描いた物語で、1963年の初演以来幾度となく再演されてきた名作です。この作品、本当に良いタイミングで観られたなと思ってます。きっと宝塚歌劇に出会ったばかりの中学生の私だったら、悲恋ものをうまく咀嚼できなかったと思います。歳を重ねた私はというと、観劇から2年以上経ってもエルベに対する考察が楽しすぎるあまり、焼肉のホルモンのようにずっと咀嚼し続けてます。今回の公演には学生さん達(おそらく高校生)の団体も観劇されてたので、どんな感想を抱いたのかも気になりました。あと学生時代に宝塚観劇するってめちゃくちゃ羨ましいですね。

 そして幕間。いつかは食べてみたいと思いつつなかなか行けなかったルマンで、今回初めてサンドウィッチを購入しました。ルマンは、タカラジェンヌの皆様も御用達の老舗サンドウィッチ店です。ふわふわの炒り卵がぎっしり詰まった定番のタマゴサンド。ホイップクリームたっぷりなのに軽くてペロリと食べられるフルーツサンド。どれも全部美味しかったです!!またいつか食べたい。

 レビュー『ESTRELLAS(エストレージャス)~星たち~』はスパニッシュなプロローグに一瞬で虜になりました。この場面は今でもBlu-rayで繰り返し再生して一緒に手をパァンしています。ゴールドの装飾が施された青のお衣装が堪らなく素敵なんですよ。

やはり紅ゆずるさん率いる星組は舞台からパワーを貰えます。

劇場を出てからも多幸感に包まれ、友人と感想を語り合いながら歩く時間はものすごく幸せでした。 一緒に観劇してくれた友人には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとう。

 

次回、月組公演は吉川英治さんの小説「宮本武蔵」をもとにしたお芝居です。こちらは個人的に思い入れのある作品だったので、観劇時少々荒ぶってしまいました。

 

次回に続く。